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フロマジュリー
ワインやシャンパンにもピッタリ。
リキ
シーザン
軽くてきめの細かいパータ・ ボンブという生地が特徴。
シーザン=6年目。
店の6周年記念の一品。
2000年の3月にこのお店をオープンさせるまで、本当に大変でしたね。その苦労や出会った人たちが今の自分の支えになっています。だって、本当は僕、映画監督になりたかったんですよ(笑)。高校卒業後、就職した中華料理店の窓拭きをしていたときに、なんかパン!と「お菓子の仕事がしたい!」と思ったんですよね、漠然とですが。それでまずは調理師学校へ通い、その後ホテルに就職したのですが、あるフランス人パティシエの作品に衝撃を受け、フランス菓子職人になろうと決意しました。のちに彼の元で働くことになる、フランスのジャン・フィリップ・ゲイ氏がその人。本格的にフランス菓子を修行するため、ホテルを退職後、ダロワイヨ・ジャポンで2年間働きましたが、毎日カルチャーショックの連続。その刺激的な2年間が今の僕の原点になっています。フランスへ渡ってからも、フランス人パティシエの個性的で芸術的な味の組み合わせ方やデコレーション、色使い、そして瞬間のひらめきや感覚、感性を身近で感じた1年でした。本場フランスの技術を習得し、帰国後は横浜・元町のレストランでデセール(デザート)担当として迎えられ、その経験を活かして独立し、今まで続けてこられました。
僕がお菓子作りで一番こだわっているのが、ビスキュイ(スポンジ)。ビスキュイって単にお菓子の土台じゃなく、味の構成の一部だと思う。だからその部分の手を抜いてしまうと、お菓子の完成度が低くなるので、ムースや素材に合ったビスキュイを使い、常に味のバランスを考えるようにしています。
キリ
との出会いは、ホテル時代ですね。それからずっと使っています。きめが細かくてなめらかだから、バターや粉との相性がいいんですよ。キリを使ったチーズタルト
「フロマジュリー」
は当店の人気商品。甘みよりは塩味を多く感じるお菓子で、チーズがお酒のつまみにもなることから発想しました。クッキー生地のおいしさも特徴です。あとは軽さとコクがあり、キリのおいしさが際立つ「リキ」。今後は、キャラメルやチョコレートとキリを絡めたお菓子も作ってみたいですね。チーズの部分とチョコレートの部分が一つのお菓子の中で映えるような…ちょっと意表をつく、そんなお菓子を作ってみたいなと思っています。
1962年東京都生まれ。ホテル勤務後、「ダロワイヨ・ジャポン」を経て渡仏。帰国後、横浜のフレンチレストラン「コートダジュール・ミクニズ」のシェフ・パティシエなどを務めた後、2000年に独立。
ベルマスター:ゲストクール・オン・フルール奥田勝 チーズケーキ
横浜市港北区太尾町744-3
エルムリッシェル103号
T E L
045-544-9770
定休日
毎週火曜日
営業時間
10:00〜20:00
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